明け方の若者たち カツセマサヒコ
先日買った明け方の若者たちという本を紹介します。著者のカツセマサヒコさんは、好きなライターさんです。ツイッターで知り合いが、いいねをたくさんしてたのがきっかけで知りました。あの○○さんがいいねしました、ていうやつです。
ちなみに、この作品がカツセさんのデビュー作になるみたいです。今ならまだ古参者ぶれるのでは?笑
肝心の内容について、物語は主人公が社会人になる辺りから始まります。内定勝ち組の飲み会で、社会人になる上で希望や期待を抱いてるシーンがあります。そこにいた1人の女子が予定があると言い、先に帰ります。勝ち組飲み会のノリに入りきれていなかった主人公はひとりカウンターで店主と話してます。そこで、携帯に着信があります。開くと先に帰った女子から。文面に
私と飲んだ方が楽しいかもよ?笑
そして、この文章から始まる恋愛ストーリーてな感じです。
ただ個人的には、社会人になって雑用ばかりやらされる主人公の様子や、親友との愚痴の言い合いなど何か作られた感じの無い、自然な日常風景を綺麗に描写されてる印象を受けました。月9のような、ラブコメの様な甘い恋愛ではなく、望んでもないのに知り合いのカップルがSNSで報告する日常や、よくツイートされる上司や会社に対する愚痴を物語に上手く織り交ぜた様な作品です。いやあ、わかりづらい説明ですね。笑 でもそれくらい、ありそうな日常の風景だと思いました。ストーリーに出てくる下北や明大前の風景は、わかる方も多いのでその風景をイメージされる方もいるのではないかと思いました。
一応下にリンク貼っておくので、興味ある方はぜひ!
今は、2作目が早く出される事を期待してます。
今回はこんな感じで終わりまーす。では、✋